2015年09月25日

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その178

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その178


万国津梁機構第14回定期講演会2回目

2013年7月20日 県立博物館・美術館)


比嘉幹郎 元沖縄県副知事



対日講和条約


日本は、第2次世界大戦で無条件降伏を受諾し、米国を中心とする連合軍の占領下に置かれました。


終戦から6年後の1951年9月、サンフランシスコにおいて対日講和条約に調印し、その条約は翌年4月28日に発効しました。


これによって、日本と締結国との戦争状態は正式に終結し、日本は朝鮮や台湾、南樺太、千島の主権を放棄し、国際連合憲章を守ることを誓い、独立国として国際社会に復帰しました。


しかし、同条約第3条により、沖縄や奄美大島などは日本から切り離され、引き続き米国の施政権下に放置されることになりました。


第3条は、「国連の委任統治下に沖縄を置くことを(米国が)提案するまで米国が事実上の主権を行使する」というものでした。


当時の米国務長官ジョン・フォスター・ダレスが考案した変則的な条項だと言われています。


先の大戦で日本本土防衛のため「捨て石」として犠牲になり、異民族支配下に置かれたわけですから、県民にとって4月28日は「屈辱の日」と言われており、日本政府が「主権回復の日」として祝うことに違和感を覚えるのは当然でしょう。


講和条約と同時に日米安全保障条約が締結されました。


この安保条約の第3条で、日本およびその周辺に配備される米国軍隊の法的地位については別に定めることになっていました。そこで、1952年1月末に日米間の交渉が開始され、同年2月28日に署名がなされたのが日米行政協定で、その正式名称は「日本国とアメリカ合衆国との問の安全保障条約第3条に基づく行政協定」です。


行政協定も講和条約と安保条約と共に1952年4月28日に発効しました。


このように、これら3つの国際間の取り決めは連結しており、パッケージとなっています。


(平成26年4月2日発行沖縄の飛躍発展に向けた提言集より)

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2015年09月24日

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その177

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その177


万国津梁機構第14回定期講演会1回目

2013年7月20日 県立博物館・美術館)


比嘉幹郎 元沖縄県副知事


日米地位協定の改定に向けて


はじめに


皆さん、折角の週末でお休みのところおいでいただきありがとうございます。明日はいよいよ参議院選挙と那覇市議選挙が同時に行われますので、何かとお忙しいだろうと思います。


このうよな中、お集まりいただき心からお礼申し上げます。


今回の講演は、万国津梁機構の仲里嘉彦理事長から日米地位協定の改定をテーマとして講演をしてくれるよう依頼され、この場に参った次第です。この講演で皆さんと一緒に日米地位協定の改定へ向けて勉強し、普及啓発を推進する機会にしたいと思っております。


今日は日米地位協定の条文を詳しくご説明する時間的余裕がございませんので、まず改定の理解に不可欠であり、密接な関係を持つ「対日講和条約」や「日米安全保障条約」、「日米行政協定」に関して総括的に説明した後、地位協定の主な問題点を取り上げます。


そしてマクロな政治の酔世界を傭撤することで、こうした状況下で改定に向けてどう対処したら良いか、私の持論とこれまでの活動も交えながら話を進めさせていただきます。


(平成26年4月2日発行沖縄の飛躍発展に向けた提言集より)

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2015年09月18日

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その176

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その176


万国津梁機構第11回定期講演会27回目

2013年4月27日 県立博物館・美術館)


宮ア政久 衆議院議員


また那覇空港第2滑走路の建設についても今年度予算に計上され、平成31年度末に完成する予定となっております。那覇空港には海上自衛隊基地、航空自衛隊基地がありますが、それらの自衛隊基地を整理統合させていくことによって、那覇空港を東アジアの物流拠点基地としての機能をさらに高めることにより、沖縄経済の自立を促進する必要があると考えております。


私は自衛隊と米軍は一緒でよいと思っております。本土の自衛隊基地は、米軍基地と供用している基地も多くあり、沖縄についても自衛隊が米軍と共用して利用出来るよう基地の共同使用を考える必要があると思っております。


そのことが沖縄の基地の過重な負担を軽減することに結びつくと思っているところであります。


これまでいろいろとお話を申し上げましたが、沖縄が日本のフロンティアランナーとして発展することで我が国の繁栄が導かれる。そして、そのために沖縄にある矛盾した難しい問題を解決していく必要があると思っています。


歴史を学んで歴史に縛られずという思いで、下を向いて後ろを向いているのではなくて、前を向いて日本の大きな将来づくりで皆が豊かになるために、この沖縄という地が羽ばたくような沖縄づくりをやって参りたいと思っております。


これからも皆様にご指導を頂きご意見を聞かせて頂きながら、しっかり頑張ってゆくことをお約束させて頂きまして、私の国政報告とさせて頂きます。


どうもご静聴ありがとうございました。


(平成26年4月2日発行沖縄の飛躍発展に向けた提言集より)

posted by 春夏秋冬 at 07:29| Comment(0) | 沖縄の飛躍発展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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