2014年08月21日

東京のさくら名所今昔 その122

東京のさくら名所今昔 その122



小石川後楽園 

樹齢200年といわれた馬場桜は、昭和42年に枯れたが、いまは2代目の紅枝垂桜が樹勢も順調に生育し、3月下旬から花を見せてくれる。山桜の方が多いのも、日本庭園らしい趣きである。


月曜は休園日である。


<新宿区>

新宿御苑 


八重桜(里桜)が50数種もみられることでは、市街地無二の名所である。


およそ58ヘクタールの各所に約2,000本が植えられ、若木の後継樹植栽もつづけられてきた。


広い苑地で染井吉野も壮大に生育して見事であるが、日本庭園の枝垂彼岸のあたりまで歩を進めるべきであろう。


寒桜の2月からはじまり、山桜、里桜で花の終るのは4月末になる。


月曜日は休園である。


なお同苑があげる「桜廿選」によると、⑴彼岸枝垂、⑵染井吉野、⑶台湾緋桜、⑷一葉、⑸欝金、⑹十二月桜、⑺山桜、⑻関山、⑼雨宿、⑽松月、⑾宝珠、(12)駿河台匂、(13)菊桜、(14)普賢象、(15)大島桜、(16)朱雀、(17)天の川、(18)妹背、(19)琴平、(20)大提灯となっている。


(相関芳郎著 東京都公園協会監修による東京のさくら名所今昔より)

posted by 春夏秋冬 at 16:44| Comment(0) | 東京のさくら名所今昔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京のさくら名所今昔 その121

東京のさくら名所今昔 その121



<北区>

飛鳥山公園 


国電王子駅のホームに面した屋上にあり、名所の名を今もとどめて約400余の桜がみられる。


10年程前の名所復活の桜樹植栽計画は、墨堤とともに苦心されたもので、特に旧渋沢邸跡の生育はきわめて順調である。


その後回転展望台の方にも増植されているし、里桜も多数植えられているから、長期にわたって花が楽しめる。


ここを桜の名所として開創した将軍吉宗による「飛鳥山の碑」(都指定旧跡)や佐久間象山の「桜の賦」も現存する。


<文京区>

小石川植物園 


大正以来の染井吉野の古木も見られ、特に温室前の広場に多い。


また園内各所に変った桜が見られるのが、さすが伝統のあるこの植物園である。


三好博士によって移され研究された里桜の諸品種や、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、マメザクラ、フユザクラ、ミドリザクラ、カンヒザクラ、エドヒガン、シダレザクラ、コヒガン、オオシマザクラ、カバザクラ、カンザクラ、イヌザクラ、ウワミズザクラなど桜の種類もさまざまである。


東京大学理学部の付属で月曜日は休園である。


環三の桜並木 

植物園に近い環状3号線道路ぞいの並木で、現在都心の街路樹として、ここに勝るものはあるまい。


小石川4〜5丁目の間で、地元でも花期には「さくらまつり」が催され賑っている。


(相関芳郎著 東京都公園協会監修による東京のさくら名所今昔より)

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2014年08月20日

東京のさくら名所今昔 その120

東京のさくら名所今昔 その120



谷中霊園 

上野からかつての日暮しの里に至る道筋にあたる。


今は五重塔を失ったが、道ぞいに桜並木が100本たらずだが並び、今さらながら塔のないのが惜しまれる。


名誉都民でもあった高名な植物学者牧野富太郎博士も、ここに永眠されている。


日暮里駅が近いから、飛鳥山へ向うのに便がよい。


隅田公園(台東区側) 


対岸に江戸以来の桜の名勝向島を望み、従来からも桜を植えてあるが、最近吾妻橋から上流に桜を主体にした改造がなされ、豪華な噴水もできた。


隅田川の悪臭もすっかり緩和されたので、まず台東区側を見てから、堤上に移り河越しの墨堤の遠望を楽しむとよい。


「春のうららの隅田川」にはじまる、武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲の「花」の歌碑は、今戸橋に近いあたりにある。


<墨田区>


隅田公園(墨田区側) 東武鉄道のガードあたりから、川ぞいのおよそ1.1キロの河畔のそぞろ歩きは花の連続であって、まさに一流の布をはったようで実に美景である。


浅草寺や待乳山の眺望、いきかう舟航の動きなど、往年の墨堤の花を懐古することもできよう。


水戸邸跡の庭も区によって改装されているので立ち寄りたいものである。


長命寺の桜餅″のやや先の植込地には、「墨堤植桜の碑」が現存するから、一見すべきであろう。


国の史跡「向島百花園」も近い。


(相関芳郎著 東京都公園協会監修による東京のさくら名所今昔より)

posted by 春夏秋冬 at 07:31| Comment(0) | 東京のさくら名所今昔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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