2014年12月11日

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その607

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その607



 山野 と言うことは吉田さんが言われるように沖縄の長い歴史、沖縄の特殊な歴史、悲劇などいろいろの歴史は沖縄特有のもので、これは大変重要なことなんです。


沖縄人を造り上げる大きな力ですよ。その特性を持ちながら、いかに本土の国内と一体化していくかということが将来の沖縄に取って一番基本的な問題だと思うんです。


そのような上にたって国際化をすべきだと思っているんです。


 吉田 これは国際化と国内化については並行してやっていこうよ……。


 藤仲 アセアン諸国が何を沖縄に求めるかということになるんですね。


 加藤 私は国際化という時に山野さんのおっしゃったことについてこう思うんです。


沖縄の国際化を通じて本土化をもたらすと恩うんですね。

私は沖縄国際センターに対して希望を述べたんですよ。

まず沖縄国際センターは県民に対して開放的であれということです。


そしてもう一つは県民と共同作業、共同研究の場を出来るだけつくり、国際センターが沖縄にむしろ溶け込むようにしてほしいと要望を出してあるんですよ。


 司会 本日は大変ありがとうございました。


大変意義ある座談会を催すことが出来ましたことを感謝申し上げてこれで終らせて頂きます。


どうもありがとうございました。


本日を持ちまして終了となりました。

長期間ご愛読頂きありがとうございました。


(平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)

posted by 春夏秋冬 at 07:49| Comment(0) | 壮大なる沖縄ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月10日

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その606

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その606



 藤仲 よく夢とロマンとおっしゃいますけれども、プロセスがないんですよ……。


 吉田 そうそう今の国際化の問題についても一人歩きしているんだよ。それをフォローする計画や企画がない。これからが大変だと僕はみている。


 加藤 私としては基本的に国土をいかに活用するかということを考えているんですが、例えば沖縄の離島に出来るだけ橋を架けることによって、社会的にも経済的にも今までの離島であったのが離島ではなくなる状態をつくり出すことだと思うんです。


日本は国土が非常に狭いんで、これだけの人口を養っていくためには国土をうまく利用していく以外にないんです。


沖縄の場合には今の状態で社会的に都市と離島との間の格差が大きくなりすぎますと過疎化するというよりも、無人島になってしまう恐れがある。


一番こわいのはそのことだと思うんです。本土の過疎地域は無人島とはちょっと違うんですね。


本土の過疎地域はある程度活用出来るんですが、ところが沖縄の離島が無人島になってしまうと、まったく活用が出来なくなるわけですね。


そのような意味では無人島にしないことが国土を活用する方途だと思っております。そのために手取り早いのが橋を架けることだと思っているんです。



山野 仲里さんね。先程から国際化、国際化と言われておりますが、私としてはたしかに国際化はなるほど大事なことだけれど、国際人になるためには日本人として自覚を確立していかなくてはいけない。個性があり、自主性があり、独立心があり、自己主張があり、それで国際人としてつき合わなければいけないと私は思う。

だから沖縄の将来を考えると私は国際化とは逆説的な言い方をすると沖縄はもっと国内化すべきであると考えている。真の日本人としての誇りと自覚をもつべきだ。


平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)

posted by 春夏秋冬 at 13:28| Comment(0) | 壮大なる沖縄ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月09日

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その605

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その605



 吉田 それは今の問題を中心に国がやってほしい。国が沖縄の地理的、経済的に整ったところを国が利用していくような展開をしてほしい。


それに沖縄も全力を挙げて協力する姿勢を示せば僕は可能性はあると思っている。


僕は西銘知事に沖縄に芸術大学をつくるように言った。


地方自治体で芸大をつくることは経済が大変ですが、しかしこれからの時代を考えるとソフトの面から沖縄を南の方に目を向ける時代を考えると芸大は案外役立つと思う。


苦しいだろうけれども、やってくれと激励を西銘知事にやっているんですよ。


それから先程山野さんも事務次官も言われておりましたが、やっぱり県や市町村の職員が活力というか、山野さんは気迫といったけれども僕はスケールの大きい気迫がほしいと思うね。


そして今第2次振計の後期をどうするかということが問題になっているが、僕としてはそれが第3次振計につながるようにしてほしいと思っておりますね。


沖縄自身が燃えて国を動かすというふうなオンプにグッコということではなくて、もっと自助努力をすることが沖縄の将来のためによいと判断をしております。


先程の話なんだが、沖縄の国際化という言葉が一人歩きしているんだよ……。


(平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)

posted by 春夏秋冬 at 07:35| Comment(0) | 壮大なる沖縄ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。