6) コミュニティサイクル(公共の自転車共有システム)
世界的に自転車の活用が注目されている。環境にやさしく、安心して歩いて暮らせるまちづくりにおいて、自転車を共有して使うコミュニティサイクルは、暮らす人だけでなく来街者にとっても有効といえる。
基地跡地は駅から遠くても1〜1.5km の範囲で、徒歩でも移動可能ではあるが、手軽でより快適に移動できる交通手段として、コミュニティサイクルを面的に導入する。
コミュニティサイクル(公共の自転車共有システム)は、複数のサイクルポート(自転車貸し出し拠点)の間ではどこで借りてもどこに返しても良い仕組みで、観光客の街歩きにも便利に利用されている。
また、事業面でも民間企業による提供が実現していることから、導入が容易といえる。
施設的には10〜20 台程度のサイクルポートを、都心地区はもとより、リゾート地区、研究交流地区あるいはLRT
電停脇など、分散させて設置する。
(沖縄県より)