沖縄県の小・中・高・大学生の各年齢層はもとより、一般県民の知識の泉・わが国の政治・経済・教育・文化・科学・スポーツ・芸術など各分野のトップクラス約15,000人を網羅した日本人名事典が三省堂から発行されているが、その中からさらに厳選して紹介することにより、歴史に関する知識が豊富となり、それが人生設計の羅針盤となればという思いから11月24日より連載することにした。(50音順)
そ の 122
池田大作 (いけだ だいさく) 1928〜 (昭和3〜 )戦後の新興宗教指導者。海苔加工業者の5男。生・東京。名・幼名は太作。学・富士短大。
1947(昭和22)創価学会に入会。’48戸田城聖の経営する出版社に入社。
やがて戸田の金 融業も手伝い、戸田を生涯の師と仰いで傾倒。
’54創価学会参謀室長に抜擢され、’56の参院選に大阪の総指揮をとり、選挙違反の容疑で大阪府警に逮捕される(のち無罪)。
戸田の死後、60年5月創価学会第3代会長となり、精力的に教団組織の拡充と教義のの整備をはかり、第三文明・地球民族主義・仏法民主主義・人間性社会主義などの理念を打ち出す。
とくに政治進出を強力に展開し、<王仏冥合>論を中心とする思想教育を、折伏・選挙活動と一体となってすすめた。
’62公明政治連盟の結成から’64公明党の結党へと創価学会の宗教政党化のすすむ過程で、その理論化を行い、会と党は<同体異名、一体不二>であると説き、両者の最高指導者となると同時に、’64日蓮正宗法華講の総講頭にに任ぜられ、日蓮正宗をも実質的な領導下におく。
しかし言論・出版妨害問題(’69〜’70)を契機に、政教分離の方針に改め、政治面の指導は表面的には行なっていない。
’79会長を辞任し、名誉会長。
「人間革命」全10巻、1965〜80、1965〜80「池田会長全集」前10巻。全集膣10巻。1977〜80。S溝口敦「池田大作一権力者の構造」1972。
元一般社団法人・万国津梁機構 理事長仲里嘉彦
沖縄県浦添市屋冨祖2丁目1番9号
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