沖縄県の小・中・高・大学生の各年齢層はもとより、一般県民の知識の泉・わが国の政治・経済・教育・文化・科学・スポーツ・芸術など各分野のトップクラス約15,000人を網羅した日本人名事典が三省堂から発行されているが、その中からさらに厳選して紹介することにより、歴史に関する知識が豊富となり、それが人生設計の羅針盤となればという思いから11月24日より連載することにした。(50音順)
そ の 90
天徳日命 (あめのほひのみこと) 記紀神話の神。 出雲の国造らの祖先神。天之菩卑能命・天菩卑能命。
天照大神と素箋鳴尊の誓約(うけい)の際、玉から生じた男神のなかの一柱。「古事記」「日 本書紀」では,葦原中国平定のために高天原から大国主命のもとに遣わされたが、復命しなかったとされる。
一方「出雲国造神賀詞」(かんよごと)では、大国主の国譲りに功があったとされる。また「日本書紀」別伝では、のちに大国主の祭祀を命じられており、元来は出雲氏一族が祀る地方神だったと思われる。
元一般社団法人・万国津梁機構 理事長仲里嘉彦
沖縄県浦添市屋冨祖2丁目1番−9号
TEL098−876−8896 FAX098−876−8473