2020年10月19日

2050年北部圏域人口50万人の田園都市建設構想


2050年北部圏域人口50

万人の田園都市建設構想

                      (その42)



(27) 鉄軌道58号ルート提案

        用地買収少なく、交通渋滞解消


 内閣府は2010年、11年に引き続き、12年度においても「沖縄における鉄軌道をはじめとする新たな公共交通システム導入可能性検討に向けた基礎調査」を実施している。この調査では幹線骨格軸として糸満市から名護までの3ルートとなっているが、それとはまったく別の新しいルートとして国道58号および恩納バイパスを経由して鉄道建設を提案するものである。

 この新しい路線では、用地買収や物件補償など費用もかからず、工事期間も3ルートに比べ大幅に短縮が可能であるなどのメリットを生かし、早期実現を図っていただくよう希望するものである。ここでは内閣府が実施している鉄道のみの幹線骨格軸を対象として取り上げることにする。

1つ目は、糸満から浦添パイプラインを経由し、国道330号でうるま市を経て名護市に至るルート、2つ目は、糸満市から国道330号を経てうるま市経由で名護に至るルート、3つ目は、糸満市ら浦添パイプラインを経由して読谷を経て西海岸から名護までのルートがあるが、いずれも大規模な用地買収や物件補償など解決が困難な問題が山積しており、用地買収が少ない国道58号の中央分離帯および恩納バイパスを利用した鉄道建設が最も現実的な選択肢であると判断するものである。

 しかも国道58号をメーンに鉄道を支える橋脚を整備することにより、鉄道を横断する道路に信号の設置や遮断機を設置する必要もなくなり、スムーズに自動車の運行が可能になるなどメリットがある。

 現在の那覇から嘉手納までは、片道3車線で両サイドで6車線となっているが、そのうち1車線分の3bを中央分離帯として確保し、鉄道を支える橋脚を建設するスペースとして利用するほか、あと1車線の半分づつについては、バイク専用道路として利用することになれば、バイクによる交通事故の防止に役立つことにもなる。

 この橋脚のスペースに加えバイク専用道路設置により、片道l車線ずつ減少することになるが、その減少車線を上回る読谷から糸満までの西海岸片道2車線の地域高規格道路の整備により、交通渋滞を大幅に減少し、また国道58号上に鉄道が建設されると車利用から鉄道利用者の増加により、交通渋滞はほとんど解消され、人、物の移動手段のスピード化による経済効果は大きい。


               元一般社団法人・万国津梁機構 理事長仲里嘉彦

posted by 春夏秋冬 at 06:12| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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