2020年10月18日

2050年北部圏域人口50万人の田園都市建設構想


2050年北部圏域人口50

万人の田園都市建設構想

                             (その41)


(26) 振興予算大幅増の要求

    大学院大の倍増高く評価


 内閣府沖縄担当部局は830日、2014年度の沖縄振興予算として総額3,4076,800万円を財務省に概算要求したが、これは本年度の3,001億円を4066,800万円上回る大幅増となった。復帰から40年間の沖縄振興事業総額は102,000億円だが、それを年平均にすると2,550億円となり、それに比べてもその伸びは際立っており、率直に高く評価したい。

 とくに、世界最高水準を目指し、昨年9月に開学した沖縄科学技術大学院大学については、本年度の103億円から、倍近くの198億円の予算要求をしていることは政府が本腰を入れて取り組む姿勢を明確に打ち出したことになり、高く評価するものである。

 世界の大学ランキングにおいてもベストテンにはアメリカが8校、イギリス2校となっており、わが国最高水準の東京大学は世界ランキングでは25位であり、せめて世界ベストテンに沖縄科学技術大学院大学がランクされるようなすばらしい大学院と位置づけて政府はその育成に努力していただきたい。

また那覇空港滑走路増設事業は、沖縄側の強い要望を受けて、政府は工期を510カ月で完成させる方針を決定したことから、平成31年度完成を目標に、平成26年度は300億円の概算要求をしたことで、ほぼ順調に事業が進捗することが確実になったことは、財政的に厳しい状況の中で沖縄側の意向が反映されている。

 また、沖縄振興一括交付金についても、本年度の1,613億円から1,671億円と伸び率は低いものの、一括交付金制度として定着したことの意義は大きい。

 さらに、公共工事についても小禄道路、那覇港、石垣港における旅客ターミナル、那覇空港など産業・環境の発展を支える道路や、港湾、空港、農業振興のために必要な生産基盤などの社会資本の整備、学校施設の耐震化や災害に強い県土づくりなどを実施するため、国直轄事業および地方公共団体等に係る公共事業関係費等が計上された。

 また、2010年から毎年実施してきた鉄軌道等導入課題検討基盤調査にも、今年と同規模の19,000万円が計上されるなど公共事業関係は、本年度の1,144億円から1,417億円と大幅増加し、予算総体として沖縄県の要求に沿った予算内容となっており、おおむね高く評価したい。


               元一般社団法人・万国津梁機構 理事長仲里嘉彦

posted by 春夏秋冬 at 06:50| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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