2020年09月14日

2050年北部圏域人口50万人の田園都市建設構想








2050年北部圏域人口50

万人の田園都市建設構想

                       (その7)



本部半島を核とした北部圏域における

具体的プロジェクトや構想について


⑴ 本部半島循環鉄道建設を

 本部半島は、名護市から本部町を経由して、今帰仁村から名護市までを循環する周囲約43qであるが、すでに本部町には沖縄最大の観光施設である海洋博公園には、年間には約500万人の入園を記録するなど、沖縄県の観光振興を牽引する役割を果たしているが、さらに2024年から2025年には今帰仁村と名護市にまたがる嵐山のゴルフ場跡地に、総事業費500億から600億円の巨額を投じて、オリオンビールやりうぼう、近鉄グループホルディングスなど沖縄県内外の企業で構成する「ジャパンエンターテイメント」テーマパークの整備計画のほか、沖縄観光コンベンションビューローでは、平成291228日、琉球新報の報道によると「北部観光振興プロジェクト」として那覇から本部までの高速船や八重岳などへのロープウエイなどの事業を2021年の事業開始を目指す。

 現在本部半島に整備されている観光施設の主なものとしては、本部町にある海洋博公園には年間約500万人の入園者があり、また名護市には 動物公園としてのネオパークオキナワ、琉球王国のグスク及び関連遺産群に登録された今帰仁城跡のほか、古宇利島オーシャンタワー棟が国内観光および海外観光客に人気のある観光施設となっている。

 さらに、本部半島で現在計画されている観光施設や、将来計画または将来構想として提案されている観光施設について概略記しておきたい。

 本部半島における主要な山としては、八重岳の453.4メートル、嘉津宇岳452メートル、名護岳345メートル、多野岳385メートル、乙羽岳275メートル、本部冨士250メートルなどにはロープウエイを整備し、山頂からエメラルドグリーンの海域を眺望する展望台から望遠鏡ですばらしいロケーションを堪能出来る施設はもとより、宿泊施設等も整備し、長期滞在が可能な娯楽施設等についても検討する必要がある。

 本部半島の観光開発に伴い、本部半島の移動の利便性を図るためには、「本部半島循環鉄道」を早期に整備することである。東京における山手線の一周の距離は34.5キロであるが、本部半島の場合は、山手線よりもひとまわり大きく、一周43キロとなっていることから、その本部半島循環鉄道の内側のみらず、その外側を含めた沿線開発を観光客の利便性を最優先に整備することにより、利用者の満足度を高めるためにも、極めて重要なことである。

 本部半島循環鉄道は、沖縄本島南北を縦貫する鉄道が、海洋博公園まで整備された場合は、海洋博公園から県管理国道の拡幅は、家屋など物件補償問題もあり、備瀬崎から西海岸を経由して、羽地内海までを整備し、羽地内海から名護中心地までは、陸域に鉄道を敷設することが望ましいと思われる。

 備瀬崎から羽地内海までの海岸沿いに、鉄道を整備する場合には、埋め立ては自然環境保全の立場から行わず、海域に鉄道を整備する場合は、高架による鉄道建設が望ましい。

               元一般社団法人・万国津梁機構 理事長仲里嘉彦


posted by 春夏秋冬 at 11:21| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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