2015年04月22日

今月の仲里嘉彦の提言 金武湾に国際空港提案 羽田・成田を補完し浮体式で

今月の仲里嘉彦の提言


沖縄タイムスの4月7日の論壇に、筆者が投稿した記事が掲載されており、同記事全文を送信することにする。


金武湾に国際空港提案


羽田・成田を補完し浮体式で


沖縄県の飛躍発展を限りなく確実にするためのビッグプロジェクトとして、羽田・成田両空港を補完する第3の国際空港として、うるま市、金武町、宜野座村にまたがる19,400fの広大な面積を有する金武湾港の干潟1,200fの公有水面を出島方式による埋め立てまたは超大型浮体式海岸構造物のメガフロートかのいずれかを国家プロジェクトとして整備するよう国に提案するものである。


これまで国においては羽田・成田空港のキャパシティーが近く限界に達することが想定されることから、かねてより首都圏第3空港の整備構想に基づき相模湾、房総沖、鹿島灘など7ヵ所を候補に挙げたが、異体的な事業化に向けて取り狙みがなされていない。


わが国は東京オリンピックが開催される2020年の海外からの観光客入り込み数を2千万人、さらに30年には3千万人を目標に掲げているが、これらの海外からの観光客を受け入れるためには羽田・成田両国際空港の現有能力では限界があり、これまで構想されてきた首都圏第3国際空港ではなく、新たに沖縄に国際空港を整備し、沖縄から全国主要地方都市に海外観光客を輸送する体制を確立することにより、急増する海外観光客への対応が十分可能で、地理的条件、コスト条件から判断しても、最も効果的なプロジェクトであると考えるものである。


この金武湾の干潟1,200fを出島方式にして潮流の循環を良くすることによって環境の負荷の軽減を図るよう工法として検討する必要がある。


そのほか、公有水面埋め立て以外にわが国で開発したメガフロート(超大型浮体式海洋構造物)がすでに1999年に長さ1千b、幅60b(最大121b)の浮体空港モデルが横須賀港に完成、さらに2001年3月には4千b級の滑走路を有する浮体式のメガフロート空港が技術的に十分可能であるとの結論に達し、国として巨大空港をメガフロートで建設することについての安全性についてお墨付きを得ており、沖縄に世界初のメガフロートによる空港遷設についても検討し、その実現を図ることを期待したい。


なお、仮に1,200fの埋め立てを行った揚合は現在の羽田空港1,522fに4本の滑走路が整備されていることからしても、沖縄においても4本の滑走路の建設も可能になり、文字通り国際空港としての位置付けで国はフィジビリティ・スタディを実施していただくよう提案するものである。


(浦添市、万国津梁機構理事長、76歳)

posted by 春夏秋冬 at 07:54| Comment(0) | 今週の仲里嘉彦の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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