2015年03月03日

今月の仲里嘉彦の提言  アジア経済戦略で県益     委員会の大胆な政策提言期待

今月の仲里嘉彦の提言


沖縄タイムスの2月25日の論壇に、筆者が投稿した記事が掲載されており、同記事全文を送信することにする。


アジア経済戦略で県益


委員会の大胆な政策提言期待


翁長雄志知事が重占施策に掲げる「アジア経済戦略構想策定委員会」がこのほど発足し、仝長には富川盛武沖縄国際大学教授が就任した。


アジア圏が2050年には世界の50%のGDPを占めるというアジア開発銀行の予測もあり、今後の経済成長エネルギーを沖縄が十分取り入れる制度設計を国の政策に掲げていただき、沖縄県の経済的自立発展の起爆剤と位置付けることにより、わが国経済の成長を牽引することになれば、県益、国益に合致する政策となる。このような視点から「アジア経済戦略構想策定委員会」の役割に期待したい。


また、政府は13614日成長戦略・骨太方針を閣議決定したが、その中で沖縄については「成長著しいアジアの市場に最も近接する位置にある沖縄については、国家戦略として特区制度の活用を図る」ことがうたわれ、また骨太の方針では「沖縄が日本のフロントランナーとして21世紀の成長モデルとなり、日本経済活性化の牽引力となるよう国家戦略等を総合的に、積極的に推進する」ことが明記され、まさに国策に合致したのがアジア経済戦略構想である。


このように国益、県益で利害が一致する政策については国、県が一体になって強力に推進することにより、沖縄県の自立発展のみならず、文字通りわが国経済を牽引する役割を担うことになる。


また、沖縄県民はわが国のアジアの玄関口としてその使命を果たすよう県民が一丸となってアジア経済戦略構想を推進するための機運を盛り上げてその実現を果たしていただきたい。


このアジア経済戦略構想では、沖縄県がリーディング産業として位置付けている観光や、物流、IT産業分野を中心に効果的な事業を創出することを目指している。同構想は短期、中期、長期に分けた事業計画を策定することになっており、16年度の国への予算要求前までに委員会としアジア経済戦略の基本計画を策定することにしている。


アジア経済戦略構想策定委員会には、3つの作業部会が担当するテーマは第1部会、第2部会、第3部会ごとにテーマを設定して月2回のペースで会合を開くことにしている。同委員会でぜひとも取り上げていただきたいのは、韓国のように外国人投資促進法を制定し、同国の仁川に法人税ゼロ、地方税ゼロの経済特区が創設され、世界の主要先進国を中心に海外からの企業誘致によって繁栄している。


このような大胆な制度の仕狙みにも踏み込んだ政策を提言を期待したい。


 (万国津梁機構理事長、浦添市、76歳)

posted by 春夏秋冬 at 07:11| Comment(0) | 今週の仲里嘉彦の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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