2014年09月05日

東京のさくら名所今昔 その132

東京のさくら名所今昔 その132



それより2年後、ワシントン郊外即ちメリーランド州の森林の1割を物色し、そこを「森の中」と命名して、横浜植木に25種を注文した。(中略)


3年後1909年春には美しく元気よい花をつけた。


この花はシドモア嬢に一層確信を与え、その最適地としてワシントン記念碑傍の車道に沿って水際に植栽することに意見が一致した。

一方シドモア嬢は時の大統領タフト氏夫人を動かし、公園当局にワシントン記念碑傍の車道に適当なる樹木を植栽させることゝなった。

その後間もなく東京市長がタフト夫人のワシントンに対する計画を賛助するため、同夫人に2,000本を寄贈の話があった。

その到着に対する準備を整える任を自分が引うけた(下略)(森脇竜雄氏抄訳)。


現在植えられているものは、第1次の1909(明治42)年の輸送のものでなく、その3年後に改めて贈られたものである。


はじめのもの2,000本はカイガラムシ、ネマトーダ、ほかの病害虫着生のため全部焼却されたため、改めて送られた健全苗である。


(相関芳郎著 東京都公園協会監修による東京のさくら名所今昔より)

posted by 春夏秋冬 at 07:18| Comment(0) | 東京のさくら名所今昔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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