2014年06月30日

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その506

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その506



 高橋先生 北海道や、東北のような雪積地帯に東京で考えた基準で建築すると合わないケースが多く出てくるわけであります。

東京でつくった基準で建築などをやると、北と南では適合しないことがいっぱいあるわけでございます。

国土の3,500キロの社会構造や、文化構造のまったくちがったところに、一律にあてはめて行こうということは無理なんですね。


そのようなことをわれわれはもっと認識する必要がありますし、また東京においても分って貰うことが、それぞれの地域の特性を引き出すような社会をつくり、経済活動を営んでいくために最も必要なことであると、私は考えているわけであります。


そのような意味では、もっと海洋型の社会構造はどういうものがよいかを、考えていく必要があると思っております。


沖縄には、沖縄開発庁の出先機関の沖縄総合事務局がありまして、いろいろ沖縄の将来のために頑張っておられますが、どうももっと考えて頂きたいことがあるように思います。


また沖縄県においても沖縄の将来をいろいろ考えていらっしゃいますが、どうも東京コンセプトに引っ張れすぎているんじゃないかという気がします。


例えば、いろいろ議論をするとき役所流行でございますが、アイディアをそれぞれのシンクタンクに委託するケースが多いわけです。


沖縄にもいくつかのシンクタンクがございますし、そこには仲間も随分いるわけですけれども、大きなことになりますと、地元のシンクタンクではなくて、東京の大きなシンクタンクに委託するわけですが、そうなりますとどうしても東京コンセプトになり勝ちなんですね。


(平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)

posted by 春夏秋冬 at 07:36| Comment(0) | 壮大なる沖縄ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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