2014年05月30日

今月の仲里嘉彦の提言 桜前線の始発点 県各地に名所を

今月の仲里嘉彦の提言 


桜前線の始発点

県各地に名所を

天皇陛下が昨年80歳の傘寿を迎えられたのを記念して皇居・乾通りの花見の一般公開が4日から8日までの5日間で38万5千人を記録したが、さらに12日安倍晋三総理の主催による新宿御苑では1万4千人を招待して「桜を見る会」が催されるなど、テレビ、新聞、ラジオのマスメディアを通して全国津々浦々までいやしとやすらぎのある明るいニュースが発信された。

この桜前線は毎年1月中旬沖縄からスタート、以降順次日本列島を北上を続け5月上旬北海道での桜の開花で全国一巡するが、わが国の桜の開花を全国に大々的に宣伝するにふさわしい桜の名所を県下各地に整備するための組織体制を確立することを提唱するものである。

公益財団法人日本さくらの会(会長・伊吹文明衆議院議長)は、全国市町村を対象に宝くじ桜寄贈事業として桜の苗木の無料配布を実施しているが、沖縄県においても昭和52年以降ほぼ毎年地方自治体から申請のある数カ所が日本さくらの会から桜の苗の供給を受け、平成25年までの累計では1万9,785本が植栽されている。

また、植栽する桜はヒカンザクラに限らず河津桜も沖縄での開花が確認されており、沖縄の亜熱帯気候で開花する桜の樹種を増やしていくよう研究する必要もある。

花見については古い歴史があり、最も古いのは1598年4月20日、豊臣秀吉によって催された醍醐(だいご)の花見が有名である。

この醍醐の花見には大名など1,300人が参加するなど一大イベントとされているが、以降今日に至るまで全国各地に桜の名所が誕生し、毎年桜の開花時期に盛大な祭りがテレビ、新聞、ラジオのマスメディアを通じて全国に発信され、国民への話題性は絶大なインパクトのある催しとなっている。

わが国の桜前線のスタートを飾る沖縄の各地に桜の名所づくりを推進する母体として、県緑化推進委員会に事務局を設置し、県内41市町村で構成する桜の名所推運協議会(仮称)を組織し計画的に毎年1カ所から数カ所の桜名所づくりのため、日本さくらの会が毎年実施している宝くじ桜寄贈事業を積極的に活用することにより、将来的には全県各地に桜の名所が誕生することになれば、沖縄の新たな観光資源として桜による観光客増大に多大なる貢献をするものと判断するものである。

26年4月27日沖縄タイムス論壇より)





posted by 春夏秋冬 at 07:56| Comment(0) | 今週の仲里嘉彦の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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