2013年08月20日

仲里嘉彦の自叙伝〔わが恩師〕小さき胸に抱きしデッカイ夢 (その598)

仲里嘉彦理事長


仲里嘉彦の自叙伝


〔わ  が  恩  師〕


小さき胸に抱きしデッカイ夢 (その
598



沖縄の施政権返還について、日米両国の合意が行われたこの記念すべき秋に当たり、私ははるかに沖縄
100万同胞のみなさんに思いをほは、つつしんでごあいさつを申し上げるしだいであります。


沖縄返還をきめた最後の1年間は、基地公害対策、放射能汚染問題、
B52撤去問題、総合労働布令撤廃問題、国政参加問題、沖縄援助費問題など次から次へと生起する諸問題について、屋良さん初め琉球政府各局長、立法院の星克議長初め院代表の方々などの上京されるたびに、総理大臣、官房副長官、総務長官ほか各大臣、ならびに国会関係などとの会談に案内役をつとめなのは私の役目上当然であったが、床次総務長官、鯨岡副長官もきわめて多忙な毎日をおくられた。

床次長官は前にもふれたように古くから沖縄問題に関心をもたれ、沖縄返還に大きな功績のあった人だけに、沖縄返還決定の最終段階にいちばんふさわしい総務長官であった。

鯨岡副長官は人も知る気さくな行動派で、政治感覚もするどく、失礼もかえりみずいわせてもらえば、私とも意気投合して楽しく仕事をさせてもらった。

長い間の懸案であった戦前の郵便貯金の払い戻し問題の片づいたのもこの年であったし、高岡大輔さん(元衆議院議員)の強いすすめもあって、東海大学に依頼して尖閣列島海域の石油資源調査を行ったのも思い出深い。


(鰍ャょうせい発行 山野幸吉著書の「沖縄返還ひとりごと」より)



posted by 春夏秋冬 at 06:40| Comment(0) | 仲里嘉彦の自叙伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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