2013年08月19日

仲里嘉彦の自叙伝〔わが恩師〕小さき胸に抱きしデッカイ夢 (その597)

仲里嘉彦理事長


仲里嘉彦の自叙伝


〔わ  が  恩  師〕


小さき胸に抱きしデッカイ夢 (その
597



しかし、私は、沖縄同胞のみなさんと協力して、明年度以降、沖縄援助費を大幅に拡充強化し、本土・沖縄一体化の施策を強力に推進し、この難事業の達成を期する決意であることを申し上げたいのであります。


また、沖縄の本土復帰に伴い沖縄経済界には、復帰後の沖縄経済について不安が高まっていると聞いています。

沖縄は長い間、独自の経済単位を形成し、繁栄してきたのでありますが、本土復帰後は日本経済の中に統合され、その一環としての役割をになうこととなるのでありますから、私は当面の措置として、本土復帰に際し、沖縄経済が急激な変動をきたさないよう、沖縄の特殊性を考慮した特別措置ないし過渡的経過措置について検討を加える一方、長期的には日本経済の一環としての沖縄経済の新たな役割を探究し、沖縄の長期開発構想を樹立して、沖縄経済の振興に努力するつもりであります。

また、以上の沖縄の復帰準備施策を総合的、計画的、かつ、強力に遂行するため、明年度において必要な行政機構を新設整備して、これに当たらせる決意であります。


最後に、沖縄の祖国復帰対策を樹立するに当たり、沖縄住民の意思を国会に反映させることの重要性を私は痛感しております。

沖縄の本土復帰のメドが確定した現在、できうる限り早い機会に、国会において沖縄住民の国政参加が決定されるものと強く期待するものであります。


私はこの機会に、琉球政府および沖縄住民の方々が、沖縄の本土復帰にそなえて一致協力して創意と工夫をこらし、あすの沖縄県を築くため、英知を結集されることをお願いするとともに、沖縄の祖国復帰という世紀の大事業が、本土と沖縄の官民一致の協力によって立派になしとげられることを信じて疑いません。


(鰍ャょうせい発行 山野幸吉著書の「沖縄返還ひとりごと」より)



posted by 春夏秋冬 at 07:10| Comment(0) | 仲里嘉彦の自叙伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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