2015年05月18日

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その100

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その100


万国津梁機構第9定期講演会3回目

2013年2月23日 県立博物館・美術館)


富川盛武(沖縄国際大学)


沖縄21世紀ビジョンを審議した沖縄振興会議では、これまでの「格差是正」にみられるような援助してもらう沖縄から脱却した、パラダイム・シフト(新たな視点)からの振興理念、方針が必要であることが強く指摘された。幸いなことに、時流が沖縄に味方した。


中国をはじめとするアジアのダイナミズムが重層的に展開する中、日本は凋落を余儀なくされている。沖縄が両者の間で「アジアの橋頭堡として機能すれば沖縄の発展だけでなく「日本の再生」に役立つ時代が開かれたのである。


今、中国を主とする経済成長が雁行形態によりアジアの各国に広がり、幾重にも重なった発展のダイナミズムがうごめいて、世界経済の重心がアジアにシフトしている。


他方、日本経済は人口減少局面に突入し、加えてリーマンショック、大震災の錯乱要因によって凋落の一途を辿っている。


人口減少により市場が縮小する日本では経済、社会がアジア規模のスケールでなければ成り立たない時代になった。


他方、人口減少時代に突入した日本では、国内市場が漸次狭まる中、国内の企業が海外市場とりわけ、成長著しいアジア諸国への展開を始めている。


これは、アジアの枠組で、経済、社会活動をする時代に突入したことを意味する。


沖縄は地政学的な優位性、歴史、文化、風土により、人を引きつける魅力 (ソフト・パワー) を有しており、それは高次元のニーズ(健康・長寿、安全・安心、快適・環境等)に対応し先進国を更に発展(ポスト先進国)させる力をもつ。


これらにより、沖縄はアジア規模の経済発展のプラットフォーム「橋頭壁」に成り得る。


(平成26年4月2日発行沖縄の飛躍発展に向けた提言集より)

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2015年05月15日

沖縄市の今昔・夢未来(沖縄市制25周年記念誌)その4

沖縄市の今昔・夢未来(沖縄市制25周年記念誌)

その4


発刊のことば B


このように中城湾港新港地区の開発によって、中部圏域の発展はもとより本県の自立発展の基礎条件が整備されるここになり、現在すすめられているマリン・タウン・プロジェクトとともに、東海岸域の地域振興がすすめられているところであります。


さらに、国道330号沿線は復帰前後がらのモータリゼーションの普及に伴い、郊外型の大型店舗等の新たな展開により、沖縄市の中心市街地は衰退の一途を辿り、空き店舗等が目立つようになりました。その空き店舗対策としてコザショッピングセンターにわが国を代表する情報産業のトランス・コスモス鰍フ百パーセント出資により、トランス・コスモス・シー・アール・工ムが営業を開始したのをはじめ、来年4月には、KDDが本格的な営業活動を開始することになっております。


両社合わせて800人から1,000人の雇用が見込まれ新たな雇用創出が図られることになっているなど、情報化時代に向けた先端産業の展開がなされつつあります。


また、基地所在市町村の活性化を図ることをねらいとしすすめられているいわゆる島墾事業が25市町村において38のプロジェクトが推進されているところでありますが、沖縄市においては、ことも未来館および「中の町市街地再開発事業」が来年度より事業着手の運びとなるなど、21世紀に向けて、明るい展望が開かれようとしております。


この市制25周年を機に、中部圏域の中核都市として沖縄市がさらに飛躍発展を祈念申し上げる次第であります。


鰹t夏秋冬社代表取締役 仲 里 嘉 彦


2000年1月1日鰹t夏秋冬社発行の沖縄市の今昔・夢未来より)

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沖縄の飛躍発展に向けた提言集その99

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その99


万国津梁機構第9定期講演会2回目

2013年2月23日 県立博物館・美術館)


富川盛武(沖縄国際大学)


1、沖縄21世紀ビジョン


過去40年に亘る沖縄振興開発計画は10兆円以上の予算がつぎ込まれ、社会資本の整備は進んだものの、自立経済の達成には至ってないというのが、県の総点検報告書の結論であり、概ね妥当な診断だと思われる。


沖縄21世紀ビジョンは2030年を目標とした長期ビジョンであり、沖縄のあるべき姿、ありたい姿を示している。


激変する時代に陳腐化を避けるため変わらぬ目標である北極星(ニーヌファ ブシ)をイメージして作成された。


もし、現実のベクトルが目標から垂離した場合、政策により軌道修正が出来るからである。

作成の基本的スタンスは、将来芽の出る株を植え込み、不都合の事象・検証の早期の払拭であった。

また、アンケートに多くの県民の声を反映しており、県民の総意として国にもの申すことが出来るようにした。


めざすべき将来像として以下のことが掲げられている。


 ⑴ 沖縄らしい自然と歴史、伝統、文化を大切にする島

 ⑵ 心豊かで、安全・安心に暮らせる島

 ⑶ 希望と活力にあふれる豊かな島


 ⑷ 世界に開かれた交流と共生の島

 ⑸ 多様な能力を発揮し、未来を拓く島


現在の沖縄振興計画すなわち沖縄21世ビジョン基本計画はこの将来像を実現することを目標に設定された。


(平成26年4月2日発行沖縄の飛躍発展に向けた提言集より)

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