沖縄の飛躍発展に向けた提言集その70
万国津梁機構第4回定期講演会18回目
上原康助 元国土庁長官、北海道・沖縄開発庁長官
政党幹部や国会議員の皆さんがもっと真剣に考えて手腕と力量があって、アメリカに行っても十分対等に渡り合えるような優秀な人材を起用すべきだと思っております。
手腕があり、力量のある方が外務大臣や防衛大臣となって日本の国益を守ることの出来るようにするためには、普天間飛行場の県外移設の問題やオスプレイの配備阻止などについての沖縄県民はもとより、わが国民の立場に立った外交を展開できるようにしなければいけないと思っております。
沖縄選出の国会議員は、県民が期待できるような働きと国会における存在感が必要だと私は思っております。
私の手元に防衛省が作成したオスプレイに関する資料がありますが、それによると、やっぱり問題ないと書いてあります。
防衛省以外から出されている資料も手元にありますが、この資料ではオスプレイは問題だと指摘しております。
いろいろとオスプレイに関する資料も出されており、皆さんの中にはご専門の方もおられると思いますが、多くの資料を集めてオスプレイについて研究して頂きたいと思います。
なぜ今日私が呼ばれたかといいますと、ここに沖縄世論という雑誌があります。
私はあまりこの雑誌とは関係はないんですが、この前、祖国復帰40周年の記念特集号の発行ということで、私に何かを書いてくれという編集者からの依頼がありました。
私はもう過去の人間だからということで、一応お断りをしたんですが、是非といわれ原稿を書いたのが沖縄世論に掲載されております。
(平成26年4月2日発行沖縄の飛躍発展に向けた提言集より)