2014年12月30日

今月の仲里嘉彦の提言 沖縄で法人税「ゼロ」に  県選出議員に望む経済振興

今月の仲里嘉彦の提言


沖縄タイムス1220日の論壇に、筆者が投稿した記事が掲載されており、同記事全文を送信することにする。


沖縄で法人税「ゼロ」に


県選出議員に望む経済振興


14日の衆議院選挙において圧勝した第3次安倍内閣は24日から始まる特別国会で本格的にスタートすることになるが、安倍政権の最優先課題はアべノミクスの第3の矢である成長戦略をどう具体的に進めていくかが最大の課題となっているが、その中で沖縄はアジアに近接しているという立地条件を生かし、わが国経済を牽引するための戦略特区として海外企業の誘致については韓国仁川の経済特区のように法人税ゼロといった大胆な政策を打ち出すよう提案するものである。


ご承知のように、14日に投開票が行われた第47回衆議院選挙において、沖縄の4小選挙区において1116日に行われた県知事選で現職の仲井眞弘多知事に約10万票差をもって圧勝した翁長雄志新県知事に対する県民の投票行動の勢いがストレートに反映された。その結果小選挙区4区すべてが「建白書」陣営が独占することになった一方、自民党候補は4議席全敗となったが、自公が議席の3分の2317を上回る326議席となり、第3次安倍内閣の長期政権に向けての盤石の体制が確立ざれ、集団的自衛権関連法の問題や原発の再稼働問題、憲法問題などが国会において議論が展開されていくことになると予想されているものの、最優先課題は景気対策であり、その中に戦略特区を沖縄の自立発展に最大限に活用できるシステムの構築を求めたい。


政府は2013年6月14日に成長戦略・骨太方針を閣議決定したが、その主な内容は「成長著しいアジアの市場に最も近接する位置にある沖縄については、国家戦略として特区制度の活用を図る」ことがうたわれ、また、骨太の方針では「沖縄が日本のフロントランナーとして21世紀の成長モデルとなり、日本経済活性化の牽引力となるよう、国家等を総合的に推進する」ことが明記されている。


このようにわが国の成長戦略として成長著しいアジアに近接している沖縄の地理的条件を生かした経済圏にするという葦気込みが示すように、アジア開発銀行においても50年には世界のGDPの50%をアジアが占めるというダイナミックな経済圏になるという共通認識がある。


そこで去る衆議院選挙で沖縄から9人の衆議院が誕生した国会議員と粗絡選出の3人の参議院議員が党派を超えて沖縄経済振興で合意形成が図られる分野にて政策協定を行い、その実現を図るよう期待したい。


(万国津梁機構埋事長、浦添市、76歳)

posted by 春夏秋冬 at 07:28| Comment(0) | 今週の仲里嘉彦の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その9

沖縄の飛躍発展に向けた提言集その9


アルコアの外資導入問題で、特派員として取材


アルコアが1970年7月6日に、琉球政府に外資導入申請書を提出した直後の、同年8月1日には、アルコアの沖縄上陸阻止を狙いとして、日本軽金属、住友化学、昭和電工、三菱化成工業、三井アルミニウムのわが国アルミ製錬五社も、琉球政府に外資導入許可申請書を提出したことから、日米アルミ戦争に発展したのであります。


私は当初から、欧米先進国の一流企業の誘致で、沖縄の復帰後の経済的自立を図るべきという信念のもとに、取材活動を展開しているのでありますから、当然アルコアの沖縄進出を歓迎すべきであり、また、わが国アルミ製錬5社連合による沖縄へのアルミ製錬工場の立地を、推進すべきであるとのスタンスで取材活動を展開したのであります。


ところが、日本側は資本自由化率50パーセントのアルミ製錬が、2年後の1972年に返還される沖縄県で、世界最大規模を誇るアルコアの沖縄進出は、いかようなことがあっても、阻止しなければ、わが国アルミ製錬企業は、存亡の危機に立たされるという事態に直面していたのであります。


すでに、アメリカの石油メジャーのガルフやエッソが琉球政府に外資導入許可申請書を提出しており、この石油メジャーとアルコアが、沖縄で共同火力発電所を建設すれば、日本の電力料金よりも割安な、電力供給が受けられる可能性もあったのであります。


アルミ製錬は、海外から原料のボーキサイトを輸入し、この赤土のボーキサイトを苛性ソーダで化学分解して、白いメリケン粉状の半製品のアルミナを製造し、そのアルミナを溶湯状のものを電気分解した上で、それを炉に流し込んで、インゴットを生産するという工程を経るため、電力消費量がどの産業に比べても高く、いわゆるアルミ製錬は電気の缶詰と一般に言われているぐらい、電力多消費産業で、アルミ製錬企業の立地条件で最も重要な要素は、いかに安い電力の供給を受けられるかにかかっているといっても決して過言ではありません。


(平成26年4月2日発行沖縄の飛躍発展に向けた提言集より)

posted by 春夏秋冬 at 07:23| Comment(0) | 沖縄の飛躍発展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン

仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン


第5章 観光客1,000万人のシナリオ その14


沖縄県が2021年までに観光客1,000万人を達成するためには、いろいろとクリアしなければいけない課題もあるが、兎に角1,000万人を達成した上に、2050年までの長期観光計画を策定し、それに基づいて、どのようなインフラがどの程度必要かについての、数値目標を明確に示し、それに基づいた、各分野の施設整備を行うことである。


2050年までの長期計画を策定することになれば、那覇空港が2本目の滑走路を5年10ケ月先に完成したとしても、さらに3本目の滑走路を整備することなどについても、具体的に検討作業をすすめなければならない。


沖縄が将来的には、国際観光都市(仮称)として世界主要国からの観光客を積極的に受け入れる体制を確立するためには、まず国際規模の滑走路を整備することに加え、沖縄本島内の移動時間の短縮のための高速鉄道の整備や、各離島へのアクセスを整備して、利便性の向上を図ることである。このような長期展望のもとに、那覇空港はもとより玄関口としての空港周辺の整備に加え、那覇市全体の都市再生プランによって、世界的にも洗練された国際観光都市づくりに取り組むことである。


(仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン「第5章」より)

posted by 春夏秋冬 at 07:19| Comment(0) | 仲里グランドデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。