2014年11月18日

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その593

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その593


 山野 それをまず申し上げてこんご2次振興計画後期については、先程藤仲さんがおっしゃった通り、産業の振興を図って行きたいということでしたが、それに対し私は基本的に異議がない。


まったくその通りなんですが、世の中は転換期にあるんですね。


国の財政の現状からみても、それから世の中の変化をみてもそうなんですね。


これまでの工業化社会から高度情報社会に変って行くという時代になっている。


財政的にも国はとても従来のような事業が出来ない状態にあるわけです。


今は国民が自立自助、自らの責任で切り開いていくように国は躍起になってPRしているわけですね。


そうすると地方団体の振興策もハードからソフトの面に切り変えて行かなければいけないわけですね。


これまでは道路をつくり、港湾を整備し、橋りょうをつくり、学校をつくりハードの面で公共投資をやってきた。しかし、このような行き方は余りつづかないんじゃないかと思うわけです。


全国的にみて沖縄も全国並みになってきますから……ですからこれからハード面で多くを国に期待するのはどうかと思うわけです。相当期待がはずれるんじゃないかという気がするわけです。


私は地方自治協会の理事長をやっておりまして、全国の地方団体等のいろんな研究調査をやっておりますが、むしろハードの面をどう再組織をして、どうこれを活用していくかという面が1つ考えられると思います。


もう1つは情報化社会が急速に進んでおりますので、第2次振興開発計画の後期にはいる時には、先端技術のバイオテクノロジーの問題は相当進んできますよ。


(平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)


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2014年11月07日

今月の仲里嘉彦の提言

今月の仲里嘉彦の提言 


琉球新報の1021日の論壇に、筆者が投稿した記事が掲載されており、同記事全文を送信することにする。


沖縄本島幹線鉄道ルート


海洋博公園まで建設調査を



沖縄本島南北を縦貫する骨格幹線鉄道のルートについては、内閣府が糸満市から名護市に至る77`を設定しているのに対し、沖縄県は那覇空港から名護市までの69`の区間を設定している。


年間400万人の入園者のある沖縄最大の観光施設である海洋博記念公園まで建設することが最も望ましいルートであり、内閣府および沖縄県は、2014年度事業として現在実施中の調査の中で、名護市から海洋博記念公園までの21`にわたって調査を実施ることを提案するものである。


沖縄で1914(大正3)年に与那原−那覇間、22年那覇嘉手納間、23年那覇−糸満間の3路線合わせて48`の軽便鉄道が運行されていたが、去る大戦においてことごとく破壊され、これ以降69年にわたって沖縄には鉄道が建設されていない。


沖縄の3路線の軽便鉄道は、いずれも日本政府が起こした戦争によって破壊されたことであることから、当然国の責任で鉄道の建設は行うことが筋であると考える。


鉄軌道建設に当たっては国が総建設費の30%、沖縄県が30%、残り40%は事業主体となる鉄軌道運営会社という比率を前提にしている。


先ほども触れた通り、沖縄3路線の鉄道は国が起こした戦争によって破壊されたので

あることから、当然100%国の負担で建設すべきである。


現在県としては同鉄軌道建設については整備新幹線方式による建設を国に要請しているため、結果的には総建設費の13%から18%が地方負担となる手法でもよいと判断するものである。


このようなことから、第1段階としては糸満から名護経由で本部町の海洋博記念公園までを南北を縦貫する骨格幹線として整備した上、さらに第2期、第3期と沖縄本島の各地を結ぶ鉄道を整備する。沖縄県民の移動の利便性の向上や、観光客の利便性を高めることにより、沖縄経済の自立発展に結び付けることである。


一般に鉄道の使命は、スピード、安全、大量輸送が三要素となっているが、さらにこれに加え、快適性を加えた鉄道の建設が重要であると考えるものである。


また、沖縄本島の南北を縦貫する骨格幹線については、西海岸ルートとし、那覇・名護間を30分で結ぶべくスピードを重視した整備が必要であると考えるものである。


(浦添市、万国津梁機構理事長、75歳)

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仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン

仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン


第4章 法人税10年・ゼロのシリコンバレー特区

        及び学園特区の創設を その18


さいわい、政府は2013年6月14日に成長戦略・骨太方針を閣議決定し、沖縄については「成長著しいアジアの市場に最も近接する位置にある沖縄について国家戦略として、特区制度の活用を図る」ことが謳われ、これから産業競争力会議において、具体的に議論することになっているが、是非とも韓国の仁川みたいな経済特区を創設して頂きたい。


このようなことから、今後最も、その成長が期待できる世界最先端のハイテク企業を集積したシリコンバレー特区を、米軍基地返還跡地を中心に、配置するとともに、法人税10年間を免除するという思い切った制度設計で、沖縄が世界最高水準を目指したシリコンバレー特区が創設されると、世界の代表的企業の誘致が促進されることになり、沖縄経済の自立化はもとより、わが国の経済発展を先導する役割を担うことにもなる。


また、返還された米軍基地については、軍用地料が毎年支払われてきたように、新たな組織をつくり、その組織が一括して地主と年間地料契約を結び、進出企業と新しい組織の間で、年間地料契約を結ぶなど検討する必要があると思われる。


(仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン「第4章」より)

posted by 春夏秋冬 at 08:59| Comment(0) | 仲里グランドデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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