2014年11月25日

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その596

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その596



 加藤 第1次産業の振興についても事務次官から話がありましたが、予算の面においてもご配慮頂きまして農業基盤整備その他においても行なわれております。


ただ基盤整備をしたけれども、それを十分活用していない面があるんですね……あるところに行ったら10年ぐらい前にスプリンクラーをつくったんだが、電気の基本料金が高いから1回使っただけであとは赤さびになっているわけですよ。


それでは折角投資したものが生かされないし、結局意欲が湧かないわけですよ。


そういう面を踏まえて基本的に公共投資が行なわれたものについては、十分活用していくという姿勢が絶対に必要だと思うんですね。


しかし、それにしても沖縄の1次産業をどういう方向に持っていくかということについては、いろいろあると思うんですが、沖縄協会の流動研究センターでも沖縄開発庁からの委託もあり、その他もあって農業関係については相当突っ込んで研究しているわけです。


今申し上げましたように原料生産という面を考えて、例えば果樹、パイン、キビの問題等でありますが、その辺についてはもっと重点的に研究していく必要があると思っております。


それ以外にも例えばパルプ原料についてもキビのバカスを利用するということもありますし、そのほかにもギンネムの問題とか、パルプの原料として南方型の樹種を活用することによって道が開かれる面があるんじゃないかという気がしているんです。


そういうものが沖縄で簡単に確保出来るようなものを出来るだけ生産していくようにして、それと連動させた形で第2次産業を振興する形が最もよいと考えております。


(平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)

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2014年11月20日

仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン

仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン


第4章 法人税10年・ゼロのシリコンバレー特区


    及び学園特区の創設を その21


論 壇


普天間早期返還で


ITなど成長産業誘致を


琉球新報社 2012年9月19日 仲里嘉彦


オスプレイ配備に反対する県民大会が9日、宜野湾市の宜野湾海浜公園で開かれた。


101,000人(主催者発表)が参加して、沖縄県民のオスプレイ配備反対の意志を誠に整然と日米両政府に明確に表明した。


車いすで駆け付けた体の不自由な人や、幼児を背に、または乳母車で駆け付けた父母らがオスプレイに反対の意思表示をしている中で、140万人を代表する仲井真弘多知事が大会を欠席した。言語道断と言わざるを得ない。


1999612月のSACO最終報告は、普天間飛行場の全面返還を含む11施設、約5,002ヘクタールの土地返還が合意されたものの、あれから16年が経過した現在においても、普天間飛行場の移設は実現されていないのが実情である。


日米両政府は、世界一危険な基地といわれる普天間飛行場に、欠陥機といわれるオスプレイ配備を強行しようとしているが、県民の意見を無視したその態度はまったくの植民地政策そのものだ。


(仲里嘉彦が描く沖縄のグランドデザイン「第4章」より)

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壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その595

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その595



 司会 最後になりましたが、沖縄の祖国復帰時の沖縄開発庁の事務次官をやられた加藤先生から当時をふり返りながら、ただ今話題になっておりますテーマでお話願いたいと思います。


琉球大学の国際大学への位置づけ


 加藤 私は復帰前山野さんの下で参事官をやっておりまして、当時工業調査団の副団長ということで沖縄に行ったわけです。


民間のトップクラスの方々が参加して下さって、私もいろいろと勉強になったんですが、こぞって言われることは下請け企業が殆どないということですね。


例えば造船とかの企業が進出しても下請け関連企業が育っていないものだから、全部自前でやらなければいけないということがあるわけですよ。


それがコストアップになるというのが共通している課題であったわけです。


それ以外に沖縄で問題になったのは塩害防止についての配慮が必要でお金がかかりすぎるということもありました。

 そんなこともあって第2次産業の誘致につきましては、先程話が出ましたような結果になっているんですが、基本的に原料のない状態で第2次産業を振興するということは大変まづいわけですよ。どこから原料を持ってくるかという問題がありますし、また原料を持ってきても果たしてコスト的にどうかという問題もありますしね。


沖縄で第2次産業を興すとしたら第1次産業の原料生産の面を強く打ち出して行かないと、なかなか2次産業は動いて行かないだろうと考えております。


(平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)

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