2014年05月31日

東京のさくら名所今昔 その63

東京のさくら名所今昔 その63



当時、公開の場所でこれだけのコレクションができたのは、一に信仰心の賜である。

『遊歴雑記』の筆者も「世上の春を此所によせ集めし心地ぞせらる、何れも大旨(おおむね)古樹にして、東武の一壮観といふべし」と述べ、また「能(よく)も斯(かく)は昔から集め植置し物になん」と感嘆している。

江戸の町中で唯一無二ともいえる、これだけの桜の集植地を前にして、蜀山人が上述の記録を残した気概にも、また頭のさがる思いがする。

この来福寺は御殿山とともに、江戸南郊の名所の中心をなしたと思うが、芝から品川、大井ー帯には、寺社や民家に桜が多く植えられており、それらを訪ね歩くことも、好者の行うところであった。


下谷・浅草についで多くの寺社地があったことからも、花の行楽には事欠かなかったに違いない。


芝の増上寺は徳川家の菩提寺として境域を広く構えた中に桜花を遠望させ、泉岳寺に接した如来寺はまた五智堂ともよび、数百本の桜を見ることができたという。


また大井に至れば来福寺に近く西光寺が、同様名桜のあることで知られていた。


(相関芳郎著 東京都公園協会監修による東京のさくら名所今昔より)

posted by 春夏秋冬 at 07:12| Comment(0) | 東京のさくら名所今昔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その485

壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像    その485



 小関氏 これは計算の上での話ですが、アメリカ人は1人当り1万8,400ドルしか持っていないんですね。

ですからアメリカ人よりも日本人がお金持というふうに言われているわけですね。

おまけにアメリカは赤字ですから、実はその赤字は日本などからどんどん借金をしているんです。

それで三つ子の赤字を何とか維持してきておりますが、いつまでも今のようなくらしは出来ません。

アメリカはこのようなくらしを過去8年間やってきたものですから、レーガン政権がスタートした1981年には、アメリカは一番金持国だったんです。


いろんな国に投資をやってきております。


沖縄にもモービル石油であるとか、いろんなアメリカの企業が世界中に投資しているものですから、その当時は世界中からどんどんお金がはいってきたわけです。


1981年の時点におけるアメリカの世界に対する投資は、借金を差し引いた総投資額が1,440億ドルあったんです。


しかし、赤字ぐらしですから、1984年には峠を越しまして、それからは急坂をころげ落ちるように、借金また借金ですね。


昨年末で3,680億ドルの対外総債務が残ってしまったんですね。


その借金には利子がつきますので、今年は約270億ドルぐらいになります。


それが1990年代になると少なくみても370億ドル、多い場合で450億ドルぐらい毎年借金の利息を返さなければいけない。


どうやって返済するかということですが、今のままだったらまた借金するしかありませんね。


今はお金がないんですから、借金を返すためには、また借金するわけです。


それはサラ金と同じですね。いくら超大国アメリカといえども、サラ金生活をすると国がつぶれてしまうから今までのくらしは出来なくなってくるわけです。


(平成91025()春夏秋冬社発行の「壮大なる沖縄ロマン・夢を追い求める群像」より)

posted by 春夏秋冬 at 07:08| Comment(0) | 壮大なる沖縄ロマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月30日

今月の仲里嘉彦の提言 桜前線の始発点 県各地に名所を

今月の仲里嘉彦の提言 


桜前線の始発点

県各地に名所を

天皇陛下が昨年80歳の傘寿を迎えられたのを記念して皇居・乾通りの花見の一般公開が4日から8日までの5日間で38万5千人を記録したが、さらに12日安倍晋三総理の主催による新宿御苑では1万4千人を招待して「桜を見る会」が催されるなど、テレビ、新聞、ラジオのマスメディアを通して全国津々浦々までいやしとやすらぎのある明るいニュースが発信された。

この桜前線は毎年1月中旬沖縄からスタート、以降順次日本列島を北上を続け5月上旬北海道での桜の開花で全国一巡するが、わが国の桜の開花を全国に大々的に宣伝するにふさわしい桜の名所を県下各地に整備するための組織体制を確立することを提唱するものである。

公益財団法人日本さくらの会(会長・伊吹文明衆議院議長)は、全国市町村を対象に宝くじ桜寄贈事業として桜の苗木の無料配布を実施しているが、沖縄県においても昭和52年以降ほぼ毎年地方自治体から申請のある数カ所が日本さくらの会から桜の苗の供給を受け、平成25年までの累計では1万9,785本が植栽されている。

また、植栽する桜はヒカンザクラに限らず河津桜も沖縄での開花が確認されており、沖縄の亜熱帯気候で開花する桜の樹種を増やしていくよう研究する必要もある。

花見については古い歴史があり、最も古いのは1598年4月20日、豊臣秀吉によって催された醍醐(だいご)の花見が有名である。

この醍醐の花見には大名など1,300人が参加するなど一大イベントとされているが、以降今日に至るまで全国各地に桜の名所が誕生し、毎年桜の開花時期に盛大な祭りがテレビ、新聞、ラジオのマスメディアを通じて全国に発信され、国民への話題性は絶大なインパクトのある催しとなっている。

わが国の桜前線のスタートを飾る沖縄の各地に桜の名所づくりを推進する母体として、県緑化推進委員会に事務局を設置し、県内41市町村で構成する桜の名所推運協議会(仮称)を組織し計画的に毎年1カ所から数カ所の桜名所づくりのため、日本さくらの会が毎年実施している宝くじ桜寄贈事業を積極的に活用することにより、将来的には全県各地に桜の名所が誕生することになれば、沖縄の新たな観光資源として桜による観光客増大に多大なる貢献をするものと判断するものである。

26年4月27日沖縄タイムス論壇より)





posted by 春夏秋冬 at 07:56| Comment(0) | 今週の仲里嘉彦の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。